ヘールトスキパー選手は、障害を持っていることを感じさせないほど明るい選手でした。
僕が「社会的なバリアを感じたことは?」とインタビューしても、「マクドナルドの注文カウンターが高くて上手く注文が通らないことかな?」と、とてもフランクに答えていただきました。
木村潤平選手にも同じインタビューをしたところ、「自分は、上手く行かないときはそれだけに固執せずに視野を広く持って、自分の時間を自分を助けてくれたり、受け入れてくれる人に出会えるように考えているのでバリアをあまり感じないよ。」と言われていました。
今までは自分の障害を重く考えてしまっていて、この2人の選手の話を聞いて前よりも自分の障害に向き合いやすくなりました。
また佐藤圭一選手は、「昔は、自分からバリアを作っていたけれど、自分に手がないことは仕方ないし、もし自分の体のことで言われたら、気にしない。」と言われていました。
今でも、外に出ると人の目ばかり気にしてしまいます。でもこれからは、目の前の相手自身を見られるようにしていきたいです。
(太田啓介/キッズコネクション)